1 シーズン
12 エピソード
八男って、それはないでしょう!
権力と柵の貴族社会ーー。異世界で待ち受けるのは
食品関係の商社に勤めるサラリーマン ・一宮信吾が目を覚ますと、 異世界の小さな子どもになっていた。 ド田舎の貧乏貴族の八男・ヴェンデリン(5歳)となった彼は、 領地も継げず、先も見えない手詰まりの境遇の中、 魔法の才能に恵まれたという一点を突破口に独立を目指す。 やがて12歳となり、冒険者予備校の特待生となったヴェンデリンは、 ある事件を解決した功績により、貴族として身を立てることとなる。 だがそれは、貴族社会のしがらみに 振り回される人生の始まりに過ぎなかった――