幽☆遊☆白書
霊界のエンマ大王の息子・コエンマによって一度失った命を再び与えられた浦飯幽助は、霊界探偵として、人間界に潜り込んだ霊界犯罪人を捕まえることが使命だ。幽助のライバルの桑原と、かつては霊界犯罪人であった蔵馬・飛影と共に、コエンマの指令をうけて戦っている。 夏休みを迎え、桑原と連れ立っている幽助の前に、ぼたんが現われた。せっかくの夏休みを邪魔されてはかなわないと煙たがる幽助と桑原だったが、なんと、コエンマが誘拐されたというのだ! 犯人からの要求は、エンマ大王の金印だった。この金印があればどんな書類でも作れ、犯罪妖怪達も簡単に釈放できてしまう。霊界の支配の象徴である金印が犯人に渡ったら、何が起こるかわかったものではない。 金印を渡すことなく、コエンマを救出するため、幽助と桑原はぼたんの道案内のもと、犯人からの指定場所、マグマ谷へと急いだ。 途中、様々な妖怪が幽助達に襲いかかってきたが、蔵馬と飛影に助けられ、遂にマグマ谷までたどり着き、犯人をつきとめた。 犯人は、最重要指名手配の妖怪・椰嗄だった!金印を手に入れて霊界を思うがままにしようと企んでいたのだ。 幽助・桑原・蔵馬・飛影、力を合わせてコエンマを救いだせ!