極道天下布武
下克上――。 全国のヤクザ組織をまとめていた京都の『室八連合会』が事実上崩壊してしまい、日本全土で壮絶な覇権争いが繰り広げられている。 尾張では、織木信秀(西岡徳馬)率いる『織木組』が尾張統一へと乗り出す。信秀の長男であり若頭補佐・織木信長(小沢仁志)は力で制圧すべきと掲げ、他所のシマを強引に自らのモノとしていくのだった。 一方、甲斐の武部信玄(菅田俊)率いる『武部組』による信州制圧。それに対立する、越後の上村謙信(原田龍二)率いる『上村組』との緊張状態。安芸の毛利屋元就(千葉真一)率いる毛利屋一家による中国地方での勢力拡大…。 そして、打倒『室八連合会』を掲げる駿河の今西義元(誠直也)率いる『今西組』が西日本制圧のために尾張侵略を敢行。今西の命を受けた徳澤家康(本宮泰風)が織木組と衝突することで、日本ヤクザ社会は、戦国の世と化すのであった…!!